舞台挨拶 2
途中で終わってしまって。
スミマセン。
続きをお届けしますね。
今日は。
結構長いです。
では。
どうぞ。
一言ご挨拶を頂いた後で。
司会の杉山彦々さんから。
『それでは少し内容について。ご自分の役についてとか、
あと冨永監督の印象について一言ずついただければと思います。』
それを受けて。
まずは。
オダギリ ジョーさん。
『えーと、まず、キャストが面白い方ばかりで、麻生祐未さんとか、高田純次さんと
錚々たる方が出てるっていうのは、やはり脚本の面白さに、きちがいさに、
キャストの皆さんが面白がって参加してくれるっていうのは、脚本の力っていうものが・・・
えー、まず僕は言いながら、えー、次の方にいろいろと説明してもらいたいと思います(笑)』
と。
いきなり。
話を振られた香椎由宇さん。
『私は説明できないと思うので、そこは(杉山)彦々さんにまとめてもらいたいんですけど。』
話が戻ってきた。
杉山彦々さん。
『僕も説明できないと思うし、監督も説明できないと思うんですけど・・・』
と困惑気味。。。
ここは話を切り替えて。
『監督の印象とか現場でいかがでしたか?』
と切り替えして。
再び香椎由宇さん。
ここから監督とのやり取りスタート。
冨永監督を(冨)、香椎さんを(香)と略させて頂きます。
香:『現場というよりも初めて会った時に、ひとっ言もしゃべってくれなかったんですよ。』
冨:『え、しゃべりましたよ。たぶん余計なことをしゃべらなかっただけで、
必要事項すべてお伝えしましたよ。』
香:『っていうか、会話にならなかった、んで(笑)』
冨:『ただ緊張していただけじゃないですかね・・・ヤな奴だと思ったんですよね?』
香:『ヤな奴だなんて思ってないですけど(笑)。ちょうどその前にキタキさんとお会いしたと聞いていて、
すごい面白い方だということを聞いていたので・・・』
冨:『僕が嫌な奴だということですか・・・?』
香:『違います、違います(笑)・・・(しばらく笑った後)、ヤな奴だなんて思ってないですけど(笑)、
どういう人なんだろうと思って、そしたら何か・・・つかみどころがないというか、
つかみにくいというか、現場に入ってやっとわかりまして。』
冨:『あ、現場に入ったらよくしゃべりましたよね。』
香:『そうですね。いろいろこうした方が良いとか・・・』
冨:『当たり前じゃないですか(笑)』
─(会場一同笑い)
香:『じゃあそろそろ次の方に。』
で。
キタキマユさん。
キタキさんを(キ)、杉山彦々さんを(杉)と略させて頂きます。
杉:『日々子という役でしたが、いかがでしたか?』
キ:『冨永監督と最初お会いしたときは、(冨永監督が)僕は山椒魚の話をしだすと
三日間くらい時間が必要なんですよとか言って・・・』
杉:『(山椒魚の話)されましたか?』
キ:『いや、してないんですけど、ずーっとその後しゃべらずに、
手元にあったシャーペンにずーっと芯を入れてて・・・
面白い方だなと思って(笑)』
冨:『それは、全部、初対面で緊張している状況であって・・・(笑)』
杉:『現場での監督はいかがでしたか?』
キ:『現場では、えっと・・・台本を頂いたときに、自分の役は日々子という役で、
読んでいたら、台本の段階ですでに(セリフ)がどもっていて・・・
現場では、監督直々にご指導頂いて』
冨:『大変でしたよね。あの、僕がどもっちゃうんですけど。
現場で僕がどもりますから真似してくださいって言ったんですけど、
(実際は)どもってないんですよね。』
─冨永監督との初対面は。
いろいろとドラマがあったようですね。
で。
斉藤陽一郎さんへ。
斉藤陽一郎さんを(斉)と略させて頂きます。
斉:『敬太郎という役をやらして頂きました。今日はいらっしゃってないんですけど、
KIKIさん(が)、サラマンドルキンジロー財団の理事長ということで、
(私は)その夫の役で、まあマスオさんみたいな役でした。
まあ、あまり監督に演技指導もされず、相手にされてない感じで、
現場が終わってしまったような気がするんですけど。』
冨:『二人で飲みに行ったりとかしたじゃないですか。(笑)』
斉:『あ、そうでしたよね』
杉:『斎藤さんは、これで冨永監督作品は三作目ですよね』
斉:『一本目は、菊地さんのプロモーションビデオに出させて頂いて。…まあそうですね、
ほんとに監督はつかみどころの無い山椒魚のような方じゃないでしょうか。』
─ここまでくると。
監督はどんな方なんだろうと。
気になってきますね。
で。
津田寛治さんへ。
『えー、ほんとに見てないんですけど。たぶんほんとに、この映画に一番出たかった男だと
自負してますね。あの、監督の「亀虫」っていう作品をたまたま見せてもらったときに、
あ、司会の(杉山)彦々くんが主役をやってるんですけど、それがすごくいい作品で面白くて。
制作費は300円くらい(?)の短編が並んでるんですがね。
で、彦々君にお願いして、監督に会わせてもらったんですよ。
そしたら次回作よろしくお願いしますって言われて。で、スケジュールガンガン空けて
待ってたんですけど、なかなか撮影に入れなかった…んですよね。
なので、現場に入ったときはほんとに感無量で、これが冨永ワールドかあ、みたいな。
ほんとに他の現場とはひと癖も、ふた癖も違っていて、楽しかったです。』
そして。
菊地成孔さん。
『えーと、監督はですね、最初ジャズ喫茶の店員として知り合ったんですよ。
で、やがて劇場映画を作るので、その時は時音楽お願いします、って言われたのが
数年前なんですけど。で、約束してたんですよ。(作品を作る前の)その間、(監督が)家とかに来てて、
このシーンはこれとか、まだ全部できていないうちから2人で話してたんですよね。
もちろん出来てからも話しましたけど、全部監督の言うとおりにやりました。
今までの皆さんの発言で分かると思いますが、監督はほんとにヤなヤツで(笑)…
だんだん話がまとまっていくうちに、オダギリさん、香椎さんが出演するって聞いて、
びっくりしてました(笑)。でも、オダギリさんや香椎さんのファンの方でうっとりして帰りたい方は、
すごくヤな気分になるかもしれませんね(笑)。まあ、そういう、不快感、不条理感を楽しむ…
筋も全然通ってないですし(笑)、衝撃を与えるというか、甘いトラウマを与えるような
演出の映画にがんばって音楽をつけました。ぜひご覧になってください。』
─冨永監督と菊地さんの。
関係の良さが伝わってくる。
楽しいご挨拶でした。
で。
冨永監督へ。
オダギリさんの意外な役割も明らかに…。
オダギリ ジョーさんを(オ)と略させて頂きます。
杉:『では最後に監督ですが、率直な感想をお聞かせ下さい。』
冨:『(完成して)ほんとに嬉しいです。ほんとに。現場もとっても楽しい現場で。
(撮影は)3週間ぐらいだったんですけど、終わるのが惜しかったです。』
杉:『オダギリさんは、操演(そうえん)部もなされてたんですよね。』
オ:『そうですね。』
杉:『操演部ってのは、えっと…」
冨:『(操演部というのは)動かないはずのものを、動かす役割の方を操演部と呼ぶんです』
オ:『一番最後にクレジットが出るんですけど、僕の名前が操演部に入ってるんですよ(笑)。
後、一応よーいスタートの声もかけてたんで、助監督もやってたんですよね(笑)。
いろいろやりました。』
─そうなんです。
スタッフワークまで。
こなされてたオダギリさん。
是非エンドロールでお名前を発見してくださいね。
そして。
最後に冨永監督から。
作品を見るポイントとは?
『さっきいっぱい言って頂いたんで、あんまり無いですけど(笑)。
えーと、強いて最初にお伝えしておくとすれば、前半と後半とありまして、
くっきり明確に出るわけじゃないんですけど。あのー、ちょっと途中から様子が変わってきます。
何でこんなことになるのかなっていうふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。
まあ、僕としては一本で二本分楽しめるように作ったんで、
その辺を含めてお楽しみ頂ければと思います。宜しくお願いします。』
ということで。
お楽しみに。
最後に。
作品の完成をお祝いして。
香椎さんから冨永監督へ花束贈呈。
監督。
ほんとに嬉しそうでした。
以上。
結構忠実にレポートしてみました。
伝わりましたでしょうかね。。。
おまけ。
冨永昌敬監督と。
杉山彦々さんに。
抱いてもらいました。
つづく。

